【 コトバ 】
泡沫恋歌

コトバが頭の中を舞っている
ふわふわと漂うように煌いて
それはジグソーパズルの1piece
寄せ集めて物語が創られる

いつも心象風景の中にいた 
本当の空の色を知らない
妄想の中で呼吸をしていたら 
自分を探せなくなっていた

鳥籠に入って鍵を閉める 
そこから恐る恐る 外を眺めていた
すべてはモノクロームの世界 
感情のえのぐで色を着けていく

昼間の月 忘れられた情熱
わたしの心にコトバが降ってきた
その1pieceを捕まえて
あなたの胸に突き立てる



自由詩 【 コトバ 】 Copyright 泡沫恋歌 2012-02-09 08:05:38
notebook Home 戻る  過去 未来