雪の音
朧月

雪の音を
きこうと窓に耳寄せる

ふれる冷たさが
こたえのようです

あなたの怒りがおさまるときが
春かもしれない

人の足跡が消されてく
私たちのなにかがいけなかった
そんな気にさせる
つもり来る雪の白が胸に痛い夜



自由詩 雪の音 Copyright 朧月 2012-02-01 22:50:41
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