危険なふぐり
花形新次

股間が痒いと
僕が言ったところで
誰かが掻いてくれるわけでもないから
そんなことは口にしないで
黙って自分の左手を
パンツの中に滑り込まして
ひとしきり
気の済むまで
掻き続けていると
やがて刺激は
中心部へと伝わって
事態は思わぬ方向へと進み・・・・


♪今日までふぐりは
行為という名の快楽には
全くの不参加だったと言える僕は
自分自身で
弄くるうちに
あーあーという声出していた

僕にはできない
まだ若すぎる
僕は大人の振りをしても
実はまだ小学6年生


自由詩 危険なふぐり Copyright 花形新次 2012-01-28 07:19:16
notebook Home
この文書は以下の文書グループに登録されています。
パロディ詩