……だから
アラガイs


昼間の嘘(あまりにも夜の真実)
人間が嫌い(おもちゃ箱だけが友達)
ひとなみな幸せがわからないから
ひとなみに暮らしてはいけないのと
(わたしの
わたしの
わたしのうちの誰かがそう呟いている
百回信じても
百一回裏切られたなら
(ああ…何ヵ国ものおはようとおやすみを…天子様はサングラスをはずさないまま下界を覗かれた…
…わたしにとっておきのサングラスをください
…見えない大きな灯りを…)
壊れるべきは現実を反らす暦針…
身に付けて、歩かないから好きだと言えない
好きでもないモノで慰めている
歩けば何かが待っているの?(湖のほとりに)
逆転をしてるから (オーロラをこの目で確かめてみたい) から
それは着実に
千回嗜好したとしても
虚しいだけだから








自由詩 ……だから Copyright アラガイs 2012-01-22 04:52:08
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