詩人とは言葉を奏でる楽器にすぎない
笛が風の息に共鳴し
琴が大地の震えに共振するように 
詩の女神様が詩人の体を使って
自ずから発した言葉が詩だ

女神様は様々な手段でメッセージを送ってくる
日常生活で出会うなにげない事や
自然の景物の中に潜んでいたり
音楽という形式を採っていたり
勿論 他人の書いた詩が私へのメッセージかもしれない
だから自分に起こった事はすべて受け入れて観察しよう

そして彼女に代わって彼女の意思を人間たちに伝えて行こう
そんな詩人に 私はなりたい