糞味噌の歌
梅昆布茶

まるこめみそが母で手前味噌が親父

かにみそがいとこで僕は八丁味噌で野菜炒めをつくる

朝の日差しのなかでふうわりと世界は味噌に征服されてゆく


味噌らーめんが好きだ

夏絵さんの次ぐらいにも好きなのだなあ


糠味噌だらけの漬物をサクサク切り刻んでゆく快感は

ジャックザリパー

すべての女に食べさせたい


発酵する味噌蔵の中ですべての愛は醸成されるのだよ


ねえ君

一緒に胡瓜を漬けないか?




自由詩 糞味噌の歌 Copyright 梅昆布茶 2012-01-08 06:37:33
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