酔いどれカンタータ。
うわの空。
どでん、の大怪獣
おとなに、なりたい
わたしの獣、
不渡り手形のよう、な
今夜
消化不良のカンタータ
語るべき旋律はゆらぎ
唱歌のサビに似た
主観を廃したモラルは黙す
小さなこども、の
わがままみたく
わたしは
盲目にな、り
暗黙の融通をきかせて
の、沈黙、に
問う
10万キロの血管を
凍結に導き、
望まれないことを
望まないようにと
望んでいる
どでん、の大怪獣
酔いどれのモラルと
交際してゆく、から
ますます
カンタータ、はゆらぐ
自由詩
酔いどれカンタータ。
Copyright
うわの空。
2012-01-07 02:31:46