みずうみ
榊 慧
仮面をつけていなかったら決してしなかった
一寸
先
上がり、
のぼり、
平坦、
な。
台形の上に立つ。
こくりとうなずいた朝
とんび
が
落下
白い、
白さの
湖
炭酸水
狭い部屋だった。
おれ
が。
蛍光灯が嫌いで、
カーテンが好きで
死んでいった
部屋
でしたそれは
抱き起こす
錠剤、
役目
など
なく。
一部
は
削ぎ落とされ、
たい、
聞こえない
湖。
愛
とか、
信じず、
に
おれは
湖
自由詩
みずうみ
Copyright
榊 慧
2011-12-31 18:37:47
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