熱の陣
砂木
またきたか 雪
せいぜい覚悟して降れ
消されるくせに
やっと生き残った枝をへし折り
修理した屋根を壊し
道をうめて無くし
叫び声さえ凍らせるなら
覚悟して私に降れ
美しい冬
溶け、ろ
自由詩
熱の陣
Copyright
砂木
2011-12-20 21:01:01