萎縮してゆくマ(な)ナ(ま)コ(こ)
yuugao

顔面の二割も記せはしないマナコ。
糸で宙吊り、糸吐きエンジェル。

天に向かったはずなのに
海に夢中な鼠が一匹。

凸が
いつかの哺乳ビンの口だとしたら

凹は
海鼠の口とでも言う(って)のが
〇sなりの流儀か。

あぁ
丁寧に「入り口」と書いてある出口と
反転の末に
それすらも見「据え」られていたExit.。


自由詩 萎縮してゆくマ(な)ナ(ま)コ(こ) Copyright yuugao 2011-12-19 23:14:04
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