それは新しくて滑らかな赤い絹目のリネンなのだが
beebee





今更ながらに想うのだが


もう一度自分を
バラバラに分解して
細かいパーツの
ひとつひとつに分け
そのひとつひとつを
見分け分類し
錆を落とし
磨きを入れ


「 それは新しくて滑らかな
  赤い絹目のリネンなのだが 」


油を差し
本来の機能を取り戻して
組み立て直したい
そうしたら
生まれたままの自分に
戻れるのだろうか?


と今更ながら想うのだが




自由詩 それは新しくて滑らかな赤い絹目のリネンなのだが Copyright beebee 2011-12-08 22:34:17
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