Tenshi(天使)
beebee





どうやらこの世界では僕が天使で君は女神だ。
背中の羽で飛び回る自由と好きなペアを弓で射る自由。
背の高い女の子と低い男の子、
気の強い女の子と気の弱い男の子、
でもみんな君がすぐに別れさせる。
確かにね、つりあいは大事かもね。
でも、組み合わせは自由でいいでしょ!?
美女と野獣は永遠のテーマだもの。
外見じゃない、見た目じゃないのよ!
気の強い女神の君は勝手気ままで、
ぼくは追いかけて君の指示通りに射るのはもういやだ!
確かにね、あのペアは良かったよ、
認めるけどね。
でもね、もういやだ!?
あ〜あ、天に向かって矢を射ったよ。
放物線上一直線、君に向かっていったのは僕の心だ。
オーマイゴッド、もう一本は自分の胸に刺したよ。
これはハッピィエンド?
想像つく話で面白くなかった?
意地悪な君たちに矢は飛んでこないよ。
絶対に!






自由詩 Tenshi(天使) Copyright beebee 2011-11-21 23:56:31
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