ファントム・ペイン
TAT














オタマジャクシが音符になって

俺にレクイエムやソナタを聞かせてくれる









腹のでっぷりと出たオッサンにはなりたくなくて



ブラックやタバコで凌ぎ









炭水化物を特に禁じ結果












おにぎり一個でお腹が張ったり











月に二度ほどは底の無い悪魔のようにケンチキラーメン刺身トンカツうどんエクレアらっきょうホルモンで











こんなんあと十年も二十年も続けてたら本当にカラダに悪いんだろうなと









ガチでたまに思い巡らすが












悲しみや









劣等感それに












徒労グセは












振り払う事の出来ない幻のように






















いつも真夜中過ぎの俺をリンチにかける











ラ・ヴァレンチノ・ペイン・ド・ファントム


自由詩 ファントム・ペイン Copyright TAT 2011-11-17 01:03:01
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