奇を衒うな
花形新次

「奇を衒うな」という言葉が
父のドメスティックな教訓であり
母の冷凍食品的な愛情であった
ケンブリッジ歯科技工士養成所時代
そんな彼らの望みとは逆に
僕は僕の作った鉛入りの銀歯で
この世界すべてを埋め尽くすつもりだった
あのジャパニーズの三遊亭以外はね

しかし、しかしだよ、チミ・・・
そんなことばかり考えていると
ゆくゆくはグンゼのパンツ一丁で
暴れ回ることになるぞ
ドラマー横丁を
(ひょっとして丁と丁で韻を踏んでるつもり〜?ねえ、ねえ、ねえ?)

トライアンドエラーを重ねに重ねて
それでいて結局モノにならなかった
前衛的なコンピュータミュージックの支配者
オンドリャー・ナメチンスキーの言葉は
僕のワッサワサに毛深い心臓の左心室か右心房のいずれかを貫いた
ドンキで買った刃渡り30センチの刺身包丁のように
(ここでも丁ときたあ〜!、やる、やる、やるううう〜)


と、急に僕はお腹の具合が悪くなりました
従ってトイレに行こうと思います
最近引っ越した家のトイレは
ウォシュレットが付いておりませんで
(それまでは家内の実家におりまして
そこはウォシュレットが付いていたのですが)
後ろに手を回すのが苦手なデブの僕にとって
これは非常に辛い!
何度も行かなければならない事態ですと
難行苦行そのものでして
夜、風呂に入ったときに
「ゲッ、ちゃんと拭けていなかったじゃんか・・・・」
なんてこともままありましてね

そんなわけでちょっと中断しますが
戻ってきたら続きを書くかというと
それはその時の気分次第ですから
多分書かないんじゃないかなあ
つまんないですしね
オチもないですから

それでは、行ってきます





自由詩 奇を衒うな Copyright 花形新次 2011-11-07 11:06:32
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