炉端で密談
yuugao

ちりちりに寒がっている灰塵。
接着性の温もりに誘われて炉端へ。

道中で粉砕されたマキビシの儚い夢。

「継続」が「再燃」を食い潰しながら
塵が人の形を移し込んでゆく。

腹を空かした火日の前では
早巻きに事が進むらしい。


自由詩 炉端で密談 Copyright yuugao 2011-11-06 21:33:56
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