つよがり
るい


生きている。
笑っている。

不思議なものね。

あなたがいなければ息を吸うことも儘ならないと思っていたのに。

否それは紛れもない事実なのだけれど、
生憎自分に嘘を吐くのは得意科目なので

あんな人此方から願い下げだわ、
なんて笑って居られるのです。





あぁ、忘れないでいるわ。
今でも愛して止まない。最愛の人。
どうかこの先、笑って生きていてくれますように。
願いを込めて。



なんてつよがりな夜の事。



自由詩 つよがり Copyright るい 2011-11-03 20:14:24
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