彼女の言葉
さすらいのまーつん
ねえ 聞かせて欲しい
あたしたち何処へ 歩いてくの
ああ このまま 何も変わらないのかしら
この くすんだ町で
ただ毎日 くすぶってるだけ
なにか 目の覚めるようなこと ないかな
幼い日 絵本のなかに 見た景色は
夢のように 色鮮やかに
輝いてたのに
今は 乾いた心が
ただ さ迷ってるだけ
私は
霞
(
かすみ
)
みたい
今は 凍えた心が
ただ うつむいてるだけ
私は
氷柱
(
つらら
)
みたい
自由詩
彼女の言葉
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さすらいのまーつん
2011-10-31 22:05:25
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