ちひローズナイフ、側転兵器主体。
狩心
ちひろ、 居るのかそこに?・・
ちひろ、 どうなんだ。
朝は焼けて くねる体が 解きを刻み、生理盛り上げて 意気、整列す。
DNAの光 妨げて挨拶してる 波の炎屑、輪我に 笑視し、書き上げられた床下の死体。
おとうさん。 赤ん坊はもう居ないんだよ、と、おねぇちゃん、
太陽の中に 沈みにやけり、遠退く影の、いと、近しき者よ、
糸多く、絡まる月日の、雪切断。
新しきカンジの波だ、 酩酊酩酊、
処女幕の断熱材、今が始まると、かけ離れて行く、有の焼け、自棄に
にやけり、
ちひろ、 漏れていくんだ、 少しずつ音が、
耳を納める蓋の内訳から、 少しずつ、おとうさんが、
ちひろ、
轢き、咲かれて行くんだ、小さな雲酸の、省略のシャワーに 突き抜かれて・・ この世紀が、
ちひろ、
生けるのか?・・
ちひろよ、、 今はまだ、 活けているのか、鼻の王の、祭器が。、、
落としたナイフの 脳を、 まだ、 綺麗に掻き出して、 宇宙へ飛ばす緊急機の、
器の、 胎盤、室内を。 まだ、 外へ流さず、 活けているのか、 歩剛の川を、
見えずに来た、
なぜならば、 戦士という言葉では終わらせたくなかった、
生理盛り上げて 歓喜と絶望の、 唯なる経験で 簡単な雫は流さない、
何処へ行くんだ、 あなたの知らない場所、
そこは暖かく痛いのか、 そうね、今よりも凍土よ、 一面の鼻の死体なの、匂いの、漂う、
わたしに触ることができるのか、 そうね、 今はもうこりごりよ、明日は来るし、
焼け爛れたわたしの肌は、 轢き、剥がされて行く、
剥がれ、羽ばたく、ショウシの音が 聞こえて来る、、
子孫は残さない、 なぜならば、
生理盛り上げて 歓喜と絶望の、 唯なる経験で 簡単な雫は流したくないから、
オトウサン、チヒロハモウ、以内ノ、、No! そんなことが許されてたまるか!
おれの中で、 そんなことが病魔で、 許されてたまるか、 以外の、
明日は今よりも凍土か!、
オトウサン、 当時あなたは死んでいた、 ちひろが生まれた日、あなたは。、
放火の女性の、体内を彷徨っていた、 途方もなく一人で、 誰にも許されない筋肉を
削ぎ落としながら、 涙していたの、 生まれた、 わたしの暖かい死者が 生まれたと、
赤ん坊は居ないんだよと、おねぇちゃん、
おとうさんの墓石に手を合わせた、
触れているのよ、
あなたから
ではなく、
わたしから。、
‐わたしの知らない人、一番遠くの、近しき者へ‐
*補足、定性、
戦争の対義語は文化だった、
生きる流れとは、存在の否定だった、
にわかに信じ難い雨が降る、 硬い沈黙の岩の中で、
滴り包み込んでいく、血で血を、掬い上げて、大地に、
敬礼す、
この空間は破壊された、唯無口なコミュニケーションだけが飛び交う
暖かいのかそれは、
凍土よ、
自分の力ではなく
滑り落ちていくの、
どこにつかまる事もできず
わたしはちひろの目から飛び出るナイフ、 側転兵器主体の、。。。
おとうさん。、わたしとあなたは永遠に重なり合うことがないの、
妻の死より三年、
お前のことばかり考えている、