労働経済白書
吉岡ペペロ



私たちが日々仕事のなかで成長してゆくには、日々の成長体験、言い換えると、日々の成功体験が必要だ。
日々成功体験を重ねてゆくことで私たちは成長してゆく。
日々成功体験を重ねるうえで重要なのは、<どこまでやるのか>という発想だ。
<どこまでやるのか>という発想が、私たちを日々成長させてゆくのだ。


「Aという商品を売る」という仕事があったとする。
この人の今日の仕事の<どこまでやるのか>の設定が、「Aという商品を売る」であれば、この人は、Aを売れば成功、Aが売れなければ失敗ということになる。
Aを売れば1勝、Aが売れなければ0勝1敗。
<どこまでやるのか>の設定を、「売れたか売れなかったか」だけの二元論で設定してしまうと、売れたら1勝、売れなかったら0勝1敗となってしまうのだ。

一方、この仕事の<どこまでやるのか>の設定を、「売れたか、売れなかったとしても十人に声掛けしたか」にしたとしよう。
この場合、売れたら1勝、売れなかったとしても十人に声掛けしていれば1勝。
このように、<どこまでやるのか>の設定次第で、たとえ売れなかったとしても、小さな成功体験を積むことが出来るのだ。
<どこまでやるのか>をどこに設定するのか。
この設定次第で、日々成功体験を送れるか否か、つまり日々成長してゆけるか否かが決まってしまうのだ。


繰り返す。私たちが日々仕事のなかで成長してゆくには、日々の成長体験、言い換えると、日々の成功体験が必要だ。
日々成功体験を重ねてゆくことで私たちは成長してゆく。
日々成功体験を重ねるうえで重要なのは、<どこまでやるのか>という発想だ。
<どこまでやるのか>という発想が、私たちを日々成長させてゆくのだ。


携帯写真+詩 労働経済白書 Copyright 吉岡ペペロ 2011-10-10 22:21:01
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