夏の贖罪
あやとり
手の中で粉々にした蝶
鱗粉がまとわりついた指
幼児の残虐性が目覚める
自分の手の中での理不尽な死
鱗粉で彩られた指 虹色に染まる
まとわりつくような夏の暑さに
気だるい顔をした少女
その罪の名はSIN
自由詩
夏の贖罪
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あやとり
2011-10-05 20:49:45