ファアスト・マンデイ・イン・ディセンバア
甲斐マイク
プラスチックの涙腺が
焦点をにじます
ミニマルな
からだのうえでは
チェスタアコオトが重みだけになっている
春よ、早めにきておくれ
フェンネルの香るさなかに
正直でやさしい小鳥を
つれて帰ってきておくれ
ぼくたちは
いつも、ひとりで
嫌いな柄のカアテンをすこしずらして
もうしばらくの夢を見ている
自由詩
ファアスト・マンデイ・イン・ディセンバア
Copyright
甲斐マイク
2011-09-28 16:49:36