四季
小川 葉



こうあるべきだと
おもっても
からだはおもうように
なってくれない

かりものの
このからだには
いでんしがやどっている

こうあるべきだと
おもっても
いでんしはなにもおもわない

いでんしに
しはいされたまま

わたしたちは
このからだのなかにある
しきにしたがうだけ



自由詩 四季 Copyright 小川 葉 2011-09-27 23:06:05
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