独立時計師の寝台の上の煙のピロオトオク
甲斐マイク
かれは眠るために
夜のシャワアルウムに横になる
指と指のあいだでほそい煙になった
あの、現代的なルックのガアルを想い
ユウモラスをたっぷりふくむ
気だるい音楽のなかで
吊るしたお月さまの表面に
かれはいま、
キスするところ
自由詩
独立時計師の寝台の上の煙のピロオトオク
Copyright
甲斐マイク
2011-09-24 15:21:16