アーリーモーニング
唐草フウ

咲いたあとのしなびたアサガオ
ひらひらとゆれる紫のスカート

ただ今はパンをたべる
わたしは夜が明けたのでたべる

すー とする空気
誰かのたんじょうび

そのことばのままに
手をゆだねる
そのまま走ったっていい
どこまでも
なにも言わずとも
ついてゆく

・・・


明けてきた空の下で
とりしまれないつみの糸を
つぎつぎと指にかけてゆく
ほどけないかもしれない

あなたも?









自由詩 アーリーモーニング Copyright 唐草フウ 2011-09-23 06:53:51
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