とうに日付は越えた
あの日あの時あの場所で
僕は そうすか って
答えてた
決別じゃねーよ
思い出じゃねーよ
違う 違ってて
ズレた理解
コヒーレントな
ただの寂しい爆発

苦いものを食べて
群れてるつもりになってた
昼間夢を見ないかわりに
眠ってても夢を見なくなった
紙切れが頭の中を舞っている
灰色の安心が消えた

どこ逃げたって一緒だ
誰と逃げたって
真新しい出会いに
手垢を付けたらそれまでの逃避行
どこか行こう
それまで
どうしていよう
手垢を付けたらそれまでの逃避行

暗夜行路前夜
気づかない振りをしているのは
先延ばしが正しいと信じてるから

なにもしないように
思わないように
ただ気をつけながら
自分の足で飛び込んだ

暗夜行路
太陽光は白く
暗夜行路
太陽光は赤く
暗夜行路
太陽光は黒く
暗夜行路
影の向こうを歩く