サンクチュアリ
梅昆布茶

一杯のバーボンとブルース

煙草と笑い声

マスターの髭
子連れの君

何故だかわからないが
限りなく
幸せなシチュエーション

何も足さない
何も引かないって
このことかな

そうほかに何もいらない

時間も金も関係ない
そう言えば昨日トラック擦ったっけ
また
社長に怒られるなぁ
まあいいや

ここは世界の片隅の
世界の外

ぼくの内宇宙への入口

無常のなかの常住
空のなかの有

ぼくのレゾンデートル

魂の遊園地だ

たとえ宇宙が無限にビッグバンを
繰り返そうと

百億の昼と
千億の夜が
幾度となく来ようと

ここはぼくのサンクチュアリ

魂のサンクチュアリ



自由詩 サンクチュアリ Copyright 梅昆布茶 2011-09-03 07:28:42
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