森の中から
番田
いつも何もない
夕暮れを私は見ていた
私の心のどこかで
いつも この世の中は 空っぽだった
季節が過ぎた
長い この夜の中
ベッドの上で
私は 眠りに 落ちていく
そして 鳥が 鳴けば
子供たちは 家に帰っていく
今日も 満員電車の
サラリーマンたちとともに
自由詩
森の中から
Copyright
番田
2011-08-31 17:31:43