休暇の日常
オリーヴ








いくつもの時間と
太陽を横切り


窓辺の中で
影だけが遊ぶ





その足音は
騒がしくも心地よさのうちに

正午を過ぎて
風を忘れた頃、


幾重もの雲を
たち上げ

躊躇わず
夕立ちを呼びに行くのだ





雨は
美しく


雨は
薄暮れ



その時、僕たちは
暑がりの渦中で


夏のいち日を
反芻しているのだろうね









携帯写真+詩 休暇の日常 Copyright オリーヴ 2011-08-16 20:33:01
notebook Home 戻る