アサカナ
ぶるーびっと
朝 目覚めると
僕の目の前では
1匹の魚が泳いでいた
空中を
魚です
僕は魚には詳しくないのでよくは分からないけど
おそらくカツオっぽいような気がする
マグロではなさそうだ
まぁ魚の種類なんてどうでもいいんですが
浮かんでいるわけですよ
って眺めてたら
目覚ましがジリリリリリーンって
うわ びっくりした
ってあわてて止めて魚の方見たら
なーんにも反応してないでやんの
つまんないやつ
ま とりあえずですね
浮かんでいるわけですよ
ひっ捕まえて
もしかして中に何か入ってないかなーって思って
とりあえず魚の口を開けて中を覗き込んでみたんですよ
そこには青い空が
澄み渡っていて
あー この魚が浮かんでいるわけが
分かったような分かんないような
ま いいや
そうだ 今日は休みの日だった
もう一回寝ようっと
ってありゃ枕が無いですねー
どこ行った?
しょうがないからこの魚を枕代わりにしようっと
と 魚を布団の上に寝かせて
僕もその上に頭をおいた
ちょっと生臭い気もしたが
ま 悪くない寝心地だ
とりあえず
寝ながらこの魚に名前をつけてやろう
夢の中で考えて
起きたら命名式だ
と いう訳でおやすみなさい