凸凹
森の猫

凸凹のこころは
少しずれた
凸凹を探し

おたがいの
凸凹を埋めたいの
かもしれない

そうじゃなければ
この胸の
ざわざわは
何?

恋でもない
愛しさでもない
同情でもない

やるせなさ。

きっと
すぐ近くにも

関わりたくても
その方法が
わからない
凸凹のこころが

いくつも
いくつも
転がっているに
ちがいない


さみしい
さみしい

夜に
耐えながら





自由詩 凸凹 Copyright 森の猫 2011-08-08 01:07:15
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