とある姫の物語
田園

馬の背に乗り駆けるは姫か
囚われの君そなたはおのこ
牢獄の窓には月が射し
枷を鳴らしてうずくまる
姫は剣を携えて
光る光る蛍の様に
向かう先には地獄があるか
だが
駆ける駆けるいとわずに
姫の胸には君の笑み
それだけ持ってただ向かう

愛する君を救う為
儚き命急がせて
愛する君を救う為



自由詩 とある姫の物語 Copyright 田園 2011-08-05 22:31:03
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