サングラスの女
アラガイs


照りつける太陽は年下の男
歩いていく
カバーオールにサングラス
汗もみえない
なんちゅう おんな

夜はミニで跳ねまわる
サングラスの女は綿くさい
オープンカーなんて
興味ない
意思もない
ナイチンゲールじゃない

風に綿毛がちぎれて
熱い自転車が駆け抜けた
海は通りすぎるもの
夏の肌は見せない見られない
勝負は下着と決めている
夜には かろやかな白い羽根
見つめるオヤジの歯も欠けた

気にしない、でも気にしてるサングラス
歩いている
なんちゅう おんな








自由詩 サングラスの女 Copyright アラガイs 2011-07-31 15:43:14
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