余白の内は
yuugao

器から食み出した料理。

(注文をつけようとするあなた)
形が決まらないものを
私は好まない。

(控えめ、少食なあなた)
こんな量は、とても頂けません。
私の場合、小皿ひとつで十分ですのに。

(その器)
もらきじたぶらどとえぼ
そぇたそじふげとすしお
ろらえゆきふよぽぉえんも

(不意な立ち回りの)
名義を持たない私の戯言です。
そこに収まろうとしています。
そのとき交わされるべき約束。
すべては余白の内輪の話です。


自由詩 余白の内は Copyright yuugao 2011-07-22 18:40:38
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