小石丸
subaru★

雪よりも白い糸が
どこまでも続く

途絶えぬ筆記体の線が
サインは何処までも

終焉おわりを知らない
時々刻々のように流れていく

どんなに流れても
忘れない

君の定礎銘が
此処に生きていたことを綴る

桑の葉 舞い散る 石の上
飢えた乳飲み児達が

狂おしいほど
愛を求め続ける


自由詩 小石丸 Copyright subaru★ 2011-07-17 11:11:01
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