エロティックな
森の猫

貴方の
書いたものに
触れると

エロティックな気持ちが
じわっとする

冷房の効いた部屋で

素肌に
猫を抱くように

太陽の匂いのする
真っ赤なトマトを
果汁が滴るのも
気にせず

かぶりつくように


人を好きになっていいのだと

恋することは
生きることなのだと

教えてくれたのは
貴方だから

私は
精神の自由を
手に入れた

射られたのかもしれない

貴方の
ゴールドの矢に

永遠に
恋する
エロティックな。




自由詩 エロティックな Copyright 森の猫 2011-07-16 00:21:15
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