どうせ昔の女
TAT
愛してただの
此の世で一番だっただの
そんな嘘まみれのキレイ事を並べる気はさらさら無いが
耳がデカイお前と
鼻がデカイ俺が
協力して産むガキは
一体どんな可愛らしいモンスターなんだろうと
かつて一瞬不覚にも夢想した事はまぁ認めてもいい
そういう得体のしれない化け物なら育てるに足るかもしれないなと
真剣に考えていた一時期も確かにあったが
まぁ昔の話
どうせ昔の話ですよね
自由詩
どうせ昔の女
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TAT
2011-07-11 21:46:05
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