お茶をどうぞ
朧月

愛するってなぁに?
全部包みこむこと

雨はすべて濡らす
どんな闇でも

目を伏せる君の
後ろになにがあろうと
私がそれに惑わされなければ
エイエンは奇跡じゃない

霧のように優しく
なんてできはしないとしても
黙ってお茶を飲もうと
差し出すことならできるよ

愛するってことをなぜか
考えさせるよ雨は
それは私たちが
みんな水から生まれたから



自由詩 お茶をどうぞ Copyright 朧月 2011-07-07 12:49:48
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