坂の上で、
ala

抱かれてみたい

坂の上で、月を眺めながら

貴方の腕は温かいのだろうか

想像だけで濡れる瞳は

貴方にどう映る

溢れる滴りは、貴方の指を濡らすだろうか



ああ、感嘆の吐息を漏らし

静に消えて行く背中を見送った


くだらないと笑える程に

貴方を愛したかったのに…


自由詩 坂の上で、 Copyright ala 2011-07-02 21:05:26
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