ふたりで
ゆえ
夕暮れがばら撒く痛みも
些細な光がもたらす明日も
孤独の身では掬いきれない
一人ぼっちの私の上では
何もかもが多すぎる
抱えきれないそれらを
隣で分けて支えるために
人は生きているのではないだろうか
そうして私は
あなたと出会ったのではないだろうか
自由詩
ふたりで
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ゆえ
2011-06-24 18:22:41