月よ美しく啼け
TAT










































泣きそうな夜に限って詩が書けない




















































何かにすがらないとどうにかなってしまう宵だ


















































でも助けてほしい時に限って誰も助けてくれない










































































































だが問題は無い





























































































というのもつまり




































随分前から僕は一人が好きで



















































































































一人で何でもかんでも乗り越えてきたからだ















































自由詩 月よ美しく啼け Copyright TAT 2011-06-20 23:50:09
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