木はいつから大人なのだろう
朧月
笑いながら傷ついて
そうして大人になってゆく
だからみな
笑顔が儚くなって
発しない言葉をまとって
薄くなるのは
影だけじゃないのでしょう
重みをましてゆく年輪は
だれかを想うという
使命にも似た模様になる
自由詩
木はいつから大人なのだろう
Copyright
朧月
2011-06-18 08:16:29
縦