bone
日紫由
無駄骨になった骨が
くずれおち
骨なしという骨が
はばをきかせ
骨ぬきとなったわたしは
座ぶとんのように
ぺちゃんこになって
眠った
骨の折れた一日が
もろく
風に散っていく
自由詩
bone
Copyright
日紫由
2011-06-15 10:00:18