右が緑で
オイタル
顔の右が緑で
顔の左が赤い
それからリズミックで
跳ねるように歌ってる
カリビヨンっていう
カリビヨン? 特に知りたくもないんだが
それから
そうしているうちに
歌はどんどん続いていく
夜が少し傾くんだ
黒い夜が
あんまりなので、リピートが始まる
おんなじリズムが続いて
アッフリカって
速い
どんどんリピートだ どうだ
テイカム
ゴー トゥー アメリカ
ワイヨヨー
それから 少しずつ ぼくは 泣きたくなる
詩で
泣きたく って書いていいのか
よくわからないけれど
書いちゃう
老いているのに チャウ なんて
書いていいのかよくわからないけど
書いちゃう
それから またリピートが始まる
どうだ 生きているってことはもしかして
リピートってことかもしれないって
たぶんだれかが 言っただろうことを
言う
もう一回言う
もう一回
どうだ
たぶん だれかが
もう言っちまったことを
ファイティング サバイバル って聞いたので
ここに
立っていて いいんだなって
思ってしまった ので
ごめん 悪いことは
したのですが 言う
思っていた 確かに
バッファローのような
ソルジャーになりたいと
ほんとに 思っていた 胸板の厚い
自分のためにも だれかのためにも
ピピ
って
いって
いたのですが
たくさんチャンスはあって
思っていた 確かに
すみません たぶんこれは
詩じゃない