鳴海

ひとつのラブストーリーがあった
誰にも聴かれないような
そんな密やかなものだった

聴きとれない英詩が
ただ流れ続けていた

その中で

"love story"

とだけ、聴こえた
流暢な英語でそれだけが
ただ耳に残っていた



貴方を見つけたのはそんな理由だった


自由詩Copyright 鳴海 2011-06-06 22:51:01
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