5月の夜の浜辺で
beebee





光りのない浜辺を一人で歩いていた
打ち寄せる波は果てしなく
足下は脆くも流れて行く砂の水際だった

遠くの町の灯りが水面に
煌めきを残していた

曇り空に月の薄明かりが拡がり
足下は暗く沈んでいた

風よ強く吹け
心を揺さぶる風よ吹け
5月の風よ強く吹け


『暗闇』…5月の夜の暗闇はこちらを。^^);
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=157041


自由詩 5月の夜の浜辺で Copyright beebee 2011-06-05 19:01:07
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