B型の女
はだいろ


フリーで、
女を呼んだ。
彼女ができたので、
もう、
風俗で遊ぶのは、やめるはずかもしれなかったが、
結局、
何も変わらないのだったら、
いったい、
生きるということは、
どうやって、自分を変えていくべきなのだろうか。

B型18歳の女の子は、
歯がボロボロで、
おっぱいはふやふや。
たばこ臭いし、
なぜか、「ガチのケーバン」を名刺に書いてくれた。
もちろん、
その携帯番号も、すぐ丸めて捨てた。

恋をするって、
どうゆうふうなものなのか、
ぼくはもう、
忘れてしまったのかといえば、
決して、そんなことはない。
ぼくは、
恋をするということが、
どうゆうことなのか、よく知っている。
とてもよく。

また明日から、
ひどいストレスの仕事との戦いが待っている。
週末には、
彼女とまた、落語会に行くことになっている。
もっともっと、
他の女の子と遊んでみたいと、思う。
ひどい人間なのだろうか。
ひどいというよりも、
堕落しているのか。
どうでもいいよ。
迎えのドライバーが遅れたので、
待つ間、じゃんけんをして、
ぼくが勝ったら、キスをしてもらい、
ぼくが負けたら、キスをしてあげた。




自由詩 B型の女 Copyright はだいろ 2011-05-26 00:29:35
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