無関心ブルー
榊 慧
「もう、電車に乗れない。かもしれない。」
「どうしよう」
吊皮
を、
握って、下見たら、青色の液体で埋まってたんだ。
ブルーシートみたく青色で
ブルーシートよりずっとなめらかでとろとろしていて
表面、
靴の下、
「おれのあしもとだけじゃ無かったからニュースにでもなるかと思ってたんだけど」
「みんな青色のことには」
「よくわからない青色をみんな踏んで」
「踏みにじって」
「平気で、」
「異常の上に手荷物を置くんだ。」
「それがこわい。」
無関心というやつだと思いました
無関心は得体のしれないものにも平気なのだと思いました
無関心だから。
無関心とはそういうものだと
思った
「踏まれたり蹴られたりする青色をずっと見ていたよ気になって」
「でもだれも悲鳴を」
「上げないし、青色に対して嫌がったりしなかったな」
「あきらかに異常な青色」
「の」
「床なのに」
「もう電車には乗れないかもしれない。」