夜明け
かのこ
透明な、瓶の底で
大人しく待っていよう
次の月曜日はきっと
明るく晴れるから
さみしい時、だれかに
傍にいてもらえるだけの
ちからを、
此処に注いで
夜は静かに止む
夜は静かに止む
なにも心配しなくていいからと言って、
まぶたを、閉じて。
自由詩
夜明け
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かのこ
2004-11-09 14:58:45