Re limited
大祐

愛が 愛が と叫ぶ連中
一途さを忘れて何処に向かうのだろう

全力を何時の間にか取り違えて
無駄に必死で笑えるね
時代に置いてきぼりの音楽のよう

君達の光は何処にあるのだろう
冷え切った水の中で溺れていく
極中の最中なら思い出せるかい 一途さってやつをさ

何処にある?何処に向かう?彷徨う君達
想う願いだけ祈りのように重く 重く
誰かを苦しめ 自分を締め付ける
思ったより冷え込んでいる時代の風を
浴びすぎて凍っていく 形さえ残せず消えていく

人の愛が刹那なら君達も僕も永遠を忘れ
純な今を送れるだろうか
引き伸ばした今を受け入れて一途になれるかい?
見詰めることが出来るかい


自由詩 Re limited Copyright 大祐 2011-05-07 07:30:43
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