Kさん
ジム・プリマス

強い既視感
分かち難い女神との邂逅
始まりの予感
でもKさんには彼氏がいる
関係ないやと嘯いてみる
俺にも明日がある
どうなるかはまだ
これからの事
誰にもわからない
存在感が確かな彼女
どこにも居そうで
なかなか居ないタイプ
俺がまっていたのはこれだと
密かにそう思わせる
彼女の周りの親密な空気に
ふと眩暈を感じる
話しかけてほしい
話しかけたい
こんな気持ちになったのは
本当に久しぶりだ
煙草に火をつけて
煙を吸い込んで
アルカロイドが身体に
広がる感覚と一緒に
彼女に思いをはせる
これは幸せなことなんだろうな
とふと思う


自由詩 Kさん Copyright ジム・プリマス 2011-05-07 04:14:42
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